和泉小旅

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CT125ハンターカブ その9 143ccボアアップとその後の油温問題

皆さんお久しぶりです。
CT125ハンターカブは無事に昨年8月15日に納車され、楽しくて楽しくてしょうがなくて、気付いたら1年近くもブログ更新を怠っていました。

今更ノーマル状態のインプレなんて要らないと思いますので、気になってる方も多いと思います「SP武川の143ccボアアップを行ってどうなったか」を書きたいと思います。

143ccボアアップ後のインプレ

ボアアップと同時に行ったことは、ドリブンスプロケットを39T→34Tに変更したくらいです。
フロントスプロケットはノーマルの14Tから変えていません。

結果から申しますと、125ccと乗り心地は変わらないという感じです。

振動

アイドリング時の振動は。変わった印象が殆ど分からないくらいです。
ギヤ比も変わったので、同じ速度での振動は寧ろ少ないと思います。

マフラー音

マフラー音は殆ど変わりませんでした。
少し野太い音に変わった気もしますが、低くなったせいで寧ろ静かになったような気もするくらいです。

最高速

もちろん高速道路を乗れるようにしてます。
80km/hで走るのは速度だけなら問題なさそうです。
100km/hは無理そうです。風防とか体重重かったりしますので。

燃費

詳しく測ってません。
ただ、あからさまに分かるような変動は無いと思います。

油温

これが大問題である。
回転数が上がったまま走り続けると、油温が異常値叩き出します。
高速道路で80km/h(約6000rpm)で走り続けると、熱ダレを起こします。
分かる人に言うと真夏でもない20℃を少し超えた陽気でさえ、中央道府中SIC→石川PA(平坦の12km)くらいが限界って感じです。
下道でさえ秋山街道の都留側から上ってただけで熱ダレ起こしました。
143ccにはオイルクーラーは必要じゃないと思ってたのに、これは必要不可欠だなぁ……。

余談ですが、CT125の油温って物凄く高いです。
120℃当たり前で、熱ダレ起こす時は150℃くらいになっていたりします。
これに関してはホンダの方でも問題無いとされているようなので、そこまで気にしてませんでしたが、先日気になる動画を見つけました。

www.youtube.com

これによると、油温の計測方法が変わっていたとの事。
成程、だからこんなに高い値だったのか!!

緊急油温対策開始

という訳で色々な油温対策を始めました。

オイルクーラー

油温対策と言えば、オイルクーラー。早速買おうとしましたが。

SP武川
「143ccボアアップキットにはオイル取り出し口がありません」

は???
えっ? マ???

マジでした。
これには衝撃を隠せません。
現状、143ccボアアップ後のCT125用の専用オイルクーラーは無い状態になります。

風を送る

これ結構大事でした。
自作レッグシールドの有無で、油温が10℃以上変わります。
ノーマル状態だと、どうも泥除け等の影響により、エンジンに風が当たっていないようなのです。

風を送ってヒートシンクを取り付けた結果……

下道ツーリングは恐らく問題ないと思います。
しかし高速道路はやっぱり駄目でした。
最早これまでか……。

と、諦めていたその時!

職場の同僚にその話をした所、このようなGROM用のキットを使ってオイル取り出しに成功したショップが有るとの情報を得ました。

確かにGROMとエンジンは同じですが、こっちは自動遠心クラッチだしキックペダル付いてるしで、中身の干渉とか大丈夫なのだろうかと思っていましたが、考えても埒が明かないということで購入。
ポアアップも頼んだ近所のバイクショップに持っていくと「付く」との事。
これで漸く光が見えてきました。
取付工事は6月17日に行う予定です。